高校の体育祭

運動会や、体育祭に行くなんて、
中学校で終わりかと思っていました。

高校生になった子ねずみ兄。
入学式の時に「是非、体育祭は見に行ってください。」
という保護者代表の挨拶に、
「じゃあ、行ってみようかな。」と言うと
「うん、いいよ。」とあっさり許可。
ま、期待はせずに出かけました。

子ねずみ兄の高校は自主自律が校風です。
先生は一切口も手も出さず、
座って見ているだけでした。
集合も、進行も、
何もかも生徒がやっているのには、
本当に感心しました。

楽しい競技が進み、
さて、クラス別パフォーマンスの時間。
一年から三年までのA組~E組までが
それぞれ結集してダンスをします。
それはそれは、工夫がしてあって、
ピシッと合ったダンスや掛け声に、
すごいなぁ、と思うと同時に
子ねずみ兄には無理なんじゃないか・・と
不安になりました。

さてさて、子ねずみ兄のクラスパフォーマンス。
何が何が。
母の心配をよそに、
ジャニーズのように踊りまくる子ねずみ兄。
キレッキレのダンスに
開いた口もふさがらず、言葉もありません。

本当に、私って子どもの事を
わかっていないんだな・・・
とつくづく痛感した体育祭でした。