新しい春

昨日は子ねずみ達が卒業した小学校の卒業式でした。
ねずみは来賓で参加したのですが、
なんとも寒かったこと。
子どもたちには忘れられない卒業式に
なったことでしょう。

卒業式は、子供たちのまっすぐな歌声に
相もかわらず号泣。
とても素晴らしい卒業式でした。

しかし、来賓控室や、帰り道に
心の痛い話をたくさん聞きました。
先生方の不調、見通しのなさ、
先行きの不安、葛藤。
子どもたちにも、そして保護者にも、
大変な小学校生活だったことをしみじみと思いました。

春は新しいスタートの季節。
どんなことがあっても、
子どもたちが前向きに進んでいけますように、と
祈らずにはいられません。

そして私自身も。
家族がここに集えること。
大好きな布を前に生活できること。
素敵なお客様に支えられていること。
たくさんの感謝を胸に、新しい春。

まだまだ寒いけれど、
早咲きの桜をひとひら拾いながら、
そう、思った、春でした。