古文書

子ねずみ兄が通う大学の学部は、
文学部史学科。
史学で外せないのは、古文書であります。

「古文書の辞書を揃えてねって先生がおっしゃったけん、
買ってくるわ。」と子ねずみ兄。
秋葉原のヨドバシカメラの上の書店に寄り、
買ってくると言ったものの、在庫がなかったよう。
で、東京駅の丸善に寄って帰ってきたものの、
複雑な表情。

「辞書、あったの?」と聞くと
「あ、うん。あったは、あったけど・・。
一冊16000円くらいするんよ。
で、それが30巻くらいあるんよ。
全部買ったら、30万以上するんよ。」

えーっ!?
それは大変。

「仕方ないから、課題、大学の図書館でやってくるわ。」

すごいねぇ。
専門書って高いんだねぇ。

それを聞いていた子ねずみ妹。
「国会図書館に行って来ればいいじゃん。
もう18歳以上だから、行けるでしょっ。」

なんだか、スケールの大きな話になってきた
古文書問題なのでありました。