7回忌

今月の19日で、母が亡くなって
もう6年が経とうとしています。

年月が経っても、
母は、そこら中に顔を出し、
「あ~、お母さんは桜のつぼみが好きって言ってたな~」とか
「あ~、これ、お母さんの好きな野草だ~」とか
「お母さんに、もっと塩大福買ってあげればよかったな」とか
「きっと、お母さんなら『そんなことヤメトキ~』と言ったな」とか
毎日、良いにつけ、悪いにつけ、想うことには変わりなく。

今年は7回忌です。
母の戦死したお父さん(私の祖父)と
母のお母さんと3人だけで納骨されている京都の観音で、
法要をする予定です。

祖父は、戦艦天城に乗っていた海軍さん。
天城を降りて、レイテ島というところで、
被弾したのが元で亡くなりました。
今、孫の子ねずみ兄が、
曽祖父の事を卒論のテーマにしようと決めたようです。
母や祖母が生きていたら、どんなにか喜んだことでしょう。

それも、母が何かにつけ、
私と時間を共有し、話をしてくれた日々があったから。
それは、子ねずみ達との、
何気ない日々の時間を大切にしようと思う私の原動力となっています。

7回忌、どうか、お天気で
穏やかな日和でありますように。