コロナ禍の入院事情

4月半ばに父が緊急搬送され、入院し2週間が経ちました。
今までも父に限らず、たくさんの家族や人々の入院にかかわってきましたが、
今回は、ちょっと勝手が違って、
心理的に大変落ち着かない日々を送っております。

コロナ禍の入院は一切、面会禁止。
ということで、タオルや浴衣はすべて貸し出し。
誤嚥も見られるので飲食も出来ないとのことで、差し入れも出来ず。
「入院で退屈なさる方はラジオなど差し入れて貰っても結構ですよ。」
とのことでしたが、
テレビの操作もラジオの操作もできないと思われる父には、
きっと無駄になると思われ。
ただただ、酸素マスクと点滴で寝ている父は
どうなっているのだろう、どう思っているのだろう、と思うばかり。

一度お医者様から電話はありましたが、
その後の病状はさっぱりわからず。
こちらから電話して聞くと、とりあえず小康状態とのこと。
余りに頻回にお電話するのも申し訳なく、
電話がないのは、悪くない証拠なんだろうと思いながら、
来週また電話してみようと思っているところです。

落ち着かない中で、考えるのに、
高齢者で認知症の父だから、
まだいいのかも知れないと思いました。
これが、妊婦さんだったり、
お子様だったり、主人だったりしたら、
様子がわからないのは本当に心配だと思います。

老人ホームの面会禁止期間は、
まだ電話もつながっていましたし、
施設の方も、まめに連絡をくださっていたので、
こんなに様子がわからないことはなかったです。
それに、健康観察を毎日やってくださっていたので、
安心して任せられました。
って、今、病院だから、それはもっと大丈夫なはず(笑)

何はともあれ、今、入院なさっている皆様が
どうぞ、早く良くなられますように。
そして、ご家族の皆様も、ご不安が少なくありますように、
と、想いを馳せるねずみです。