コンプリート

小学六年生の子ねずみ兄。
漢字検定2級にチャレンジすること3回。
今回は、かなり手ごたえがあったようで、
結果の判る40日後を
楽しみにしています。

試験翌日、早朝。
子ねずみ兄が起きるなり、
私に話しかけます。
「ママ、僕、漢字検定、何級まで
持ってるんだったかね?」
「うーん、一年生で10級、二年生で9級・・。
たしか、7級までもってるんじゃないかな?」
「あー、じゃ、あと5個かぁ。」
「5個?」
「うん、次は準2級を受けるでしょ。
その次は3級、4級・・で、後5つ合格
しないといけないなぁ・・。」

なななな、なんでぇ?
受験級が上がっていくなら解るが、
下がって受験するなんぞ、聞いたことはナイ。

そう言うと、子ねずみ兄、
固く決意した顔で言いました。
「だって、僕、漢字検定コンプリートするんだもん。」

やっぱり、理解できない子ねずみ兄でした・・。