追試
子ねずみ兄。
昨日はゆううつな顔で帰って参りました。
「英語の追試があるから、
明日は遅くなるかもしれん。」
「!?
英語の追試って、まだ、ABCも
知らない感じじゃん!」
子ねずみ兄、困った顔で言いました。
「だから・・・AからZまでの大文字を
30秒で書くっていう試験なんだよ。
まだ、学年で3人しか合格してないんだって。
合格するまで、
再々々々々々くらい追試があるらしい~。」
はぁ・・・。
なるほど。
と言うわけで、必死でABCを書く子ねずみ兄。
やっとこさ、30秒以内に書けるようになりました。
「よかったね。明日はこれでバッチリだ。」
と私が言うと、さらに、憂鬱な顔をして言いました。
「良くないんだよ。
明日は、授業で小文字のテストがあるらしいんだよ。」
なななな、なに~っ。
と言うわけで、
さらにabcを書き続ける子ねずみ兄。
30秒をひとすら、計りつづける母と妹。
1時間が経過しても、
まだ35秒の壁を切れない子ねずみ兄、
ついには、テーブルから崩れ落ちて
寝てしまったのでありました・・。
昨日はゆううつな顔で帰って参りました。
「英語の追試があるから、
明日は遅くなるかもしれん。」
「!?
英語の追試って、まだ、ABCも
知らない感じじゃん!」
子ねずみ兄、困った顔で言いました。
「だから・・・AからZまでの大文字を
30秒で書くっていう試験なんだよ。
まだ、学年で3人しか合格してないんだって。
合格するまで、
再々々々々々くらい追試があるらしい~。」
はぁ・・・。
なるほど。
と言うわけで、必死でABCを書く子ねずみ兄。
やっとこさ、30秒以内に書けるようになりました。
「よかったね。明日はこれでバッチリだ。」
と私が言うと、さらに、憂鬱な顔をして言いました。
「良くないんだよ。
明日は、授業で小文字のテストがあるらしいんだよ。」
なななな、なに~っ。
と言うわけで、
さらにabcを書き続ける子ねずみ兄。
30秒をひとすら、計りつづける母と妹。
1時間が経過しても、
まだ35秒の壁を切れない子ねずみ兄、
ついには、テーブルから崩れ落ちて
寝てしまったのでありました・・。