リカちゃんキャッスルへの旅・二日目その③

店も何もない駅を後に、
謎の塔に向けて歩きだしたものの、
塔はすぐに見えなくなり、
人通りのなさに、不安になったねずみ親子。
(本当に誰もいない・・)

やっと家の前にいらっしゃった人に
「リカちゃんキャッスルは、こちらで合ってますか?」
とたずねました。
「あぁ、リカちゃんキャッスルは
もすこしいったら左だよ。」
と力強いお言葉に後押しされ、
歩くこと10分。

いきなり現れました。
リカちゃんキャッスル!!
車がどんどん入り、
沢山の人が並んでいるのが見えました。
なんと、そこはいきなりの大賑わい!
今までの静けさはどうなったのやら。

案内状をお渡ししましたが、
係の方はどうやら、わかっていらっしゃらない様子。
「一般でもいいですよ。」と
並び列に行こうとしたところ、
係の方がテントに誘導してくださり、
やっとのことでねずみ親子も到着気分。

式典が始まり、
社長さんはじめ、小野町町長様、
おもちゃ博物館の北原照久様、
そして、リカちゃんがご来賓席に!
リカちゃんは、おさげの髪型に、
真っ白なフェイス。
随分お姉さんに見えました。

隣のご来賓がリカちゃんをご覧になり、
一言つぶやきました。
「うーん、微妙・・」