余り歩けなくなると・・

歩くことが難しくなると、
いい事もございます。

①家が広く感じる。
どこのお屋敷か、というほど広い。

②学校が遠く感じる。
越境通学が、さらに他国通学に感じる。
(ちょっとおおげさ)

③地面の柄に詳しくなる。
下ばかり見ているので、
アスファルトの柄に注意がいく。

④知らない人に話しかけられる。
ここは本当に東京?というくらい、
「まぁまぁまぁ、可哀そうに」と
知らない方に声をかけていただける。

⑤夜が良く寝られる。
寝返りすると目が覚めるものの、
昼間歩行で疲れているので、
ぐっすれ眠れる。

⑥家族がさらに優しい。
もともと優しい方々であるが、
さらに、娘から頭をなでて貰える。

⑦珍しい昆虫や、草花を見つけられる。
地面の柄に詳しくなる一方、
みたことのない金色のだんご虫や、
小さな草花に見とれてしまう。
(そして、さらに歩行速度は遅くなる。)

⑧急がなくてもいいや、という気になる。
どうせ、急いでも早くは歩けないのだから、
ゆっくり歩こ(ハート)という気分になる。

ということで、
悪いことばかりではございません。

ただ一つ、
どうしても悪いことは、
トイレが間に合わないことでございます。
寝ていて起き上がって
立つまでに、かなりの時間がかかるので、
トイレが間に合いません。
これさえ、なんとかなれば・・・
と、さらなる対策を考えるねずみなのでした。