青春
子ねずみ兄達の吹奏楽部が
出場する連合音楽会がありました。
冷たい雨の中、
会場に向かうねずみ。
なんだか、とても憂鬱。
実は、しばらく前から
子ねずみ兄、吹奏楽部2年生の間で、
少数派として孤立している様子。
母としても大変胸を痛めている日々が
続いているのであります。
事の発端は、
吹奏楽部の、ある話し合いの時に、
多数決でサッサと決めてしまうことに、
反対したんだそうな。
じっくりとしか考えられない
子ねずみ兄らしい事でございます。
しかしながら、
しっかり者の女子達にとっては、
そんなことは言ってられなかったのか、
話し合いの時間も限られていたせいか、
「はいはいはい」とあしらわれたとのこと。
(ねずみとしては、女子達の気持ちも解るのですが)
それ以来、何かと対立するらしく、
子ねずみ兄を含む3人が
先日行われた発表会の
打ち上げにも誘われなかったと聞き、
そりゃ、悲しいだろうな、と思ったのであります。
「気にしないことにするよ。」
と言う言葉と、彼の芯の強さを信じて
見守ることしか出来ない母としては、
なんだか、気の重い演奏会でした。
でも、いろんな学校の生徒たちの、
素晴らしい演奏を聞くうちに、
子ねずみ兄が迷う事も、
立ち止まることも、壁にあたることも、
必要なことなのだと思うようになりました。
悩みを悩みのままに抱える強さ、
今はそういったものを
育てる時期なのかも知れない。
混沌としたものを
抱えながら、手探りで進む、
そういう時期なのかも知れない。
一生懸命チューバを吹く息子をみながら、
温かい美味しい食事を用意して、
見守っていってやろう。
そう、思った音楽会でした。
出場する連合音楽会がありました。
冷たい雨の中、
会場に向かうねずみ。
なんだか、とても憂鬱。
実は、しばらく前から
子ねずみ兄、吹奏楽部2年生の間で、
少数派として孤立している様子。
母としても大変胸を痛めている日々が
続いているのであります。
事の発端は、
吹奏楽部の、ある話し合いの時に、
多数決でサッサと決めてしまうことに、
反対したんだそうな。
じっくりとしか考えられない
子ねずみ兄らしい事でございます。
しかしながら、
しっかり者の女子達にとっては、
そんなことは言ってられなかったのか、
話し合いの時間も限られていたせいか、
「はいはいはい」とあしらわれたとのこと。
(ねずみとしては、女子達の気持ちも解るのですが)
それ以来、何かと対立するらしく、
子ねずみ兄を含む3人が
先日行われた発表会の
打ち上げにも誘われなかったと聞き、
そりゃ、悲しいだろうな、と思ったのであります。
「気にしないことにするよ。」
と言う言葉と、彼の芯の強さを信じて
見守ることしか出来ない母としては、
なんだか、気の重い演奏会でした。
でも、いろんな学校の生徒たちの、
素晴らしい演奏を聞くうちに、
子ねずみ兄が迷う事も、
立ち止まることも、壁にあたることも、
必要なことなのだと思うようになりました。
悩みを悩みのままに抱える強さ、
今はそういったものを
育てる時期なのかも知れない。
混沌としたものを
抱えながら、手探りで進む、
そういう時期なのかも知れない。
一生懸命チューバを吹く息子をみながら、
温かい美味しい食事を用意して、
見守っていってやろう。
そう、思った音楽会でした。