漢字検定

子ねずみ妹は、
とっても漢字が苦手。

一年生の時、
「春」という漢字の横棒を4本書いて
「大体わかるから、いいんじゃないの?」
と真剣に訴えた子ねずみ妹。
記憶力が売りの兄とは違い、
漢字学習には、
ひねり出すような苦労をしております。

と、昨年の秋、
やりたいことがあると言いだし、
私と連れねずみを
説得にかかったことがありました。
連れねずみから、冗談半分で
「じゃあ、漢字検定の4級でも受かったらね。」
と言われたものだから、さぁ、大変。

毎日毎日、もくもくと問題集に取り組み、
旅行にも、自分が作った漢字ノートを持参する有り様。
最初は全然お手上げだった問題も、
ついには、そこそこクリアするまでになりました。

そして今日。
ついに合格を手にした子ねずみ妹。
合格ラインを大きく上回る点に、
彼女の頑張りを見たというか、
執念を見たというか・・。

なんだか、襟を正された
ねずみなのでした。