銀賞

子ねずみ兄の最後のコンクール。

とても素晴らしい演奏でした。
最初の一音でビリビリッと来て、
最後まで素晴らしい緊張感を持って演奏出来た
今までにない良い出来でした。

でも結果は4点足りずに銀賞。
5人の審査員が点数をつけ、
最高点と最低点を切った人の点を足して判定します。
最高点は91点をつけた審査員がいたそうなので、
やはり良い演奏だったのでしょう。
でも、木管の音が小さかったとの評価で
真ん中の評価点が伸びず・・。

子ねずみ兄も、会場では、
とてもがっかりした顔をしていましたが、
うちに帰って来た顔は、
疲れた中にもホッとした表情でした。

今朝「今日は帰りが遅くなるよ。」と言って
最後の部活に出て行った子ねずみ兄。
「部活が終わったらチューバ君を
丁寧に掃除して磨いてやるんだ。」
その顔は優しい優しい顔でした。