心の中の重し

ジジねずみを老健にいれて、2か月。

週2回面会に行っていますが、
いつも同じ話の繰り返し。

「家にかえりたい」
「ここは飽き飽きした」
「僕にこんなところは必要ない」
「医者はちっとも会いに来ない」
「寂しい」

それはきっと真実。

でも
「認知症」
「昼夜逆転」
「自己中心的」
「失禁」

これも真実。

心の中にずっとずっと重たい重しを
抱えているようで、つらいです。

大好きなお父さんだったら、
また違ったのかな。
私にもう少し忍耐があったら、
また違ったのかな。

これで良かったと答えの出ないことに、
考えても仕方がないと思いながら、
心の中の重しを捨てられずにいます。