老人ホーム

じじねずみ、ほんの3か月の間に、
認知症が急激に進みました。
以前から、短期記憶はなかったのですが、
さらに拍車をかけるように、ほんの3分前の
会話も覚えていられない様になりました。
昨年お会いした教え子さんの写真も、
見ても、誰か解らないようでした。

足腰は丈夫なのですが、
失禁や昼夜逆転、意欲のなさは相変わらず。
在宅には戻れないだろうということで、
12月は老人ホームをあちらこちら、探しました。
そして、職員さんも優しく、
父の好きなお風呂も大浴場で、
個室で携帯電話も持ってはいれる施設を見つけました。

面接や、本人の見学も無事に済み、
来週、ホームに移る予定です。
心の痛いこと。
気の重いこと。
疲れること。
たくさんたくさんありますが、
とにかく、前へ進むしかありません。

まずは安心できる施設に入って、
ゆっくり好きなお風呂に入って貰い、
職員さんとの語らいに
安らぎを見出して貰いたい。
この選択があっているかどうか、
誰にも判りませんが、
今は先に進むことだけを
自分に言い聞かせています。