くじら試作品

子ねずみ妹。
今度の家庭科の課題は「ぬいぐるみクッション」
本人は「巨大くじら」を作ると
息まいております。

とはいえ、
型紙の作り方も解らない中学生。
どうやって作るのか・・と話を聞いたら、
家庭科の先生が
「アイデアの図を描いて、展開図を書いたら、
それが型紙ですよ~」と
いとも簡単におっしゃったらしい。
子ねずみ妹の頭の中は???だらけ。

でも、どうしてもぺったんこのやつは
作りたくない子ねずみ妹。
となると、下請け(ねずみ)に話がやって参りました。
「ママちゃん、型紙、お願い。」

というわけで、昨日は巨大くじらの
型紙を起こすこと一日。
要らない布でざっと縫ってみて、
適当にミニ毛布などを詰めて、
形を確認したのですが、
それがまるで巨大アンコウを釣り上げたような感じ。
ふにゃぁん~とした、なぞの魚が出来上がりました。
ところが、それがなんとも気持ちいい。
子ねずみ妹が「これ、めちゃくちゃ気持ちいい」と
抱きしめて離しません。

思わぬところで、
気に入られてしまった「くじら試作品」なのでした。