スクリーントーン

漫画の網かけに
「スクリーントーン」というものがございます。
これ、シール式になっているのですが、
絵に合わせてスクリーントーンを置き、
絵の線に合わせて、カッターで切るというもの。
細かい漫画線に合わせて切るので、
結構大変な作業です。

もうすぐ学園祭の子ねずみ妹。
漫画研究部のお友達と合作漫画を制作中。
昨夜は、翌日提出というので、
とにかく巻いて巻いて描いておりました。
23時になっても、まだペン入れの最中。
これでスクリーントーンを貼っていては、
徹夜になりそうな予感。

ということで、ねずみの登場。
以前スクリーントーンを貼ったことが
何回かあるので、出来ない事ではありません。
しかしながら、子ねずみ妹の細かい漫画に合わせて
スクリーントーンを貼るのは至難の業。
とにかく集中して、カッターを動かしていると・・・

これが楽しい。
何も考えずに、ただ、細かい線に沿って
カッターを動かし、
はがしたときに、ピッタリ貼れている快感!
こうなると、ちょっとずれたトーンも気になり、
結局完璧に貼れるまで、すべてやり直し、
気が付いたら一時を回ってました。
とにかく、やりあげた爽快感。

そんなねずみを見て子ねずみ妹が言いました。
「いくつになっても、
新しいことにチャレンジできるもんだね。
これからスクリーントーン貼りを極めてみては?」
いえいえ、これからは、
時間に間に合うように、仕上げていただきたいものです・・。