マザーマネジメント

子ねずみ達が大きくなると、
なんとなく、おざなりになる「マザーマネジメント」
って、これはねずみが作った言葉。

子ねずみ達は、なんせ人生経験が短いので、
自分の限界を知りません。
それで頑張りすぎることもあれば、
もう少し頑張らなくてはならないときに、
頑張らなかったり。

そういう時、褒めたり、おだてたり、
はたまたご褒美だったり、遊びに誘ったり、
いろんな方法で、
息抜きをさせたり、お尻を叩いたり。
時には、わざと失敗させたり。
でも、これは幼い時の方法。

子ねずみ達が、成長するにつれ、
彼ら自身のマネジメント能力が上がり、
子ども自身も「これでいける」と思ったり
「これは無理」と思ったりしながら、
いろいろやっていくわけですが、
母の介入が必要だったり、余計だったり。
そことの兼ね合いがとても難しいと思う、今日この頃。

子ねずみ達の良さを失くさないように、
子ねずみ達の身体を壊さないように、
「そっと黙ってマネジメント」も多くなり、
仕事だって、年数がたてば、責任も重く、
難しくなっていったことを懐かしく思い出し、
なんでも、だんだん難しくなるもんだ、と
このところ、しみじみと思うねずみなのでした。