負うた子に教えられる

昨日、たまたま学校帰りの子ねずみ妹と
一緒になり、
スーパーでお買い物をすることになりました。

子ねずみ妹が
「私の好きなワッフル買っていい?」というので
「いいよ、いいよ。」と一緒に売り場に行くと、
二個入りの袋が並んでいました。

我が家は4匹家族なので、
二袋かごに入れようとしたところ、
一袋は賞味期限が明日のもの、
一袋はあさってのものがあることに気が付き、
明日の物を棚に戻して、あさってのものと
交換しました。

すると子ねずみ妹が
「どうして交換するの?」と聞きます。
「だって、一つ古かったから。」というと
「でも、古いものから食べなくちゃいけないよ。」
「私が買い物するときは、まず古いものから買うよ。」
と言います。
子ねずみたちは、よく買い物にいってくれるのですが、
それは初めて聞きました。

「でも、新しいほうが美味しいんじゃない?」と聞くと
「このまま、古いのが残ったら捨てられちゃうでしょ。
別に賞味期限が切れてる訳じゃないんだから、
古いものから買ってあげるほうが、
捨てられたりしないし、スーパーの人にもいいでしょう?」
と言われました。

なるほど。
確かにそうですな。
そんなこと、考えもしなかったです。

帰宅して、この話を子ねずみ兄にすると
「え?僕もいつも古いほうから買うよ。」とのこと。
そうなんだ!とびっくり。

負うた子に教えられるとはこのことか。
何事も良く、考えて生きなくてはならないな、
と反省したねずみなのでした。