認知症の父の入院

認知症という病気は、
もう、年をとれば仕方がないと思うのですが、
なかなかに不便なものです。

入院しても、
トイレと病室の場所が覚えられない。
何故入院しているのかがわからない。
点滴しているかどうか、覚えていられない。
と、数々の大変さがあります。

前回の入院でも、
点滴をしているのを忘れてトイレに行き、ジョイントが外れ
血液が逆流して出血するという大惨事に。
今回も、やっちゃったそうで。
でも、今回違うのは、
センサーがとても優秀だという事。
家族がついていない時は、
赤外線?か何かのセンサーが反応し、
身体を起こしただけで、ナースコールが鳴るというもの。
そのかわり、身体を横にしても、ちょっと頭を上げても、
センサーがちゃんと反応して、
そのたびに看護師さんが飛んできて下さるので、
ホントに申し訳ない限りです。
午後一杯は付き添えるのですが、
午前と夜間は完全看護なんだそうで、
明るい笑顔で「大丈夫ですよ」と言ってくださる看護師さんに、
心から感謝しかありません。

容態は一進一退。
まぁ、気長に様子を見るしかなさそうです。