看取り

先日、父の病院から連絡があり、お医者様とお話をしました。

肺炎は良くなったそうですが、
心不全と腎不全が末期だとのことです。
食欲も低下しているので、今は1日一本小さな点滴をしているそうですが、
心臓も腎臓も治療する手立てはもはやなく、
点滴を止めれば、1週間くらいでしょう、とのこと。
すでに看取りの段階になります、とのことでした。

病院でも看取りはしてくださるそうですが、
お医者様としては、面会が出来ない病院より、
自宅か施設にお帰りになってはどうでしょう・・とのことでした。

いろいろと考えたのですが、
家族とも、兄とも相談し、
施設に退院させることになりました。
看取りとなるので、いろいろと打ち合わせがあるそうで、
明日、施設長さん、ケアマネさん、看護師さん、介護士さん、
施設の担当医さんと私で話し合いがもたれることになりました。

最初、病院から退院ということになったとき、
とっても不安でした。
どういう形で看取ればいいのか、全く見当もつかなったからです。
でも、施設長さんが「こちらで看取りましょう。」と言って下さり、
病院とも、直接コンタクトをとってくださるとのことで、
とても頼もしく、本当に安心しました。
これが一人で在宅で・・ということになったら、
どんなにか不安で途方にくれたことだと思います。

まだ会話も出来て、意識もはっきりしていると聞きましたが、
もう、心臓がもたないんだそうです。
せめて、父のために安らかな最期であるといいな、と思っています。