反抗期

何かと「我」が出てきた五年生の息子。
何を言っても、やんわりと
自分の意見を言うようになりました。

「そういうのを反抗期って言うんだよ。」
と事あるごとに言っていたら、
ついに、今朝
「人の事を、反抗期、反抗期って言うのは失礼だ」
と言ってきました。
「じゃあ、どう言えばいいのさ?」と聞くと
「うーん、反抗期・・野郎・・とか?」
反抗期野郎・・こりゃまた、やさぐれた言い方ですなぁ。
でも、お望みとあらば仕方ない。
しばらく「反抗期野郎」と呼ぶ事にしました。

さて、夜になり、
「あのさぁ、今朝、反抗期野郎って呼んでって
言ったんだけど・・・」
「なに?」
「野郎って、あんまりいい言葉じゃないと思うんだよね。」
「ま、そうですねぇ。」
「なんとなく、荒いっていうか、乱暴者って感じがして・・」
「あ、そうですか。じゃ、どう呼びます?」
「反抗期ぼうやって呼んでください。」
と丁寧にお願いされました。

反抗期ぼうや!
ま、乱暴者って感じはしませんが・・。
本人・・至極満足そう。
この程度の反抗期で終わってほしい・・と思う母でした・・。