実家

ゴールデンウイークに
帰省した折に、
私の実家にも寄りました。

父と母が二人で住む一軒家。
父は80歳を超えながら
まだ教壇に立つツワモノです。

部屋が7つもありながら、
どの部屋も荷物で一杯。
書類や本、飾り物、そして衣類。
座るところも探さなくてはならない感じ。

母と台所に立つものの、
余りに散らかり過ぎて、
まな板を置く場所もありません。
冷蔵庫を開けようとすると
「開けないで」と懇願する母。
開けると物が雪崩式に落ちてくる。
食べられない物が
沢山入っている様でした。

私が一人立ちして、26年。
今回の帰省が一番ショックでした。

私が片付ければ良いのですが、
とても通える距離ではなく・・。
震災で何もかも失くした人がいる一方、
こんなにも物に執着する人がいて。

これが
自分を見つめ直すことになった
始まりでした。