断捨離

実家の母が、
物に埋まっている部屋でいいます。
「これは、アンタが片付けるんだよ。」
そっかー。
両親がいなくなったら、
この大量の荷物は
娘である私が片付けるのかぁ。
そうだよね。

だったら、私が死んだら、
私の荷物は誰が？
子ども達？連れねずみ？
・・・。
それは大変。
そんな大変な思いはさせたくない。
だったら、自分の荷物は自分で捨てよう。
そう、思いました。
だって、自分の荷物だもん。
誰にも文句は言われないし。
いつ、死んでもいいように、
綺麗に片づけておこう、と思いました。

それからは、断捨離の毎日。
お仕立てを進めながらも、
かなりの荷物を捨てました。

私の形見なんて、何も要らない。
だって、きっと子ども達の中には
何か形ではない何かが残るはず。
それで十分。
私が生きていく為に必要にものだけ残そう。
・・・それって何？
自分に問いかけが続く毎日でした。