物との対話

今、使わない物。
使おうと言う気持ちのおきない物。
まだ、使えても、
いつ使うか決まっていない物。
それは、処分しようと決めて、
物と対話する日々。

そんな中、
母が置いていった古いセーターが出て来ました。
「今度来るときの為に置いといてね。」
と言い残して、3年前に置いていった物です。
30年はたったセーターです。
もう、母の体型にも年齢にも
合っているとは言えない代物なのです。
それが、どうにも処理出来ないのです。

送り返したら怒られそう。
捨てたことがわかったら、泣かれそう。
母の物だし。

でもでも、ここは私達家族の家。
母の別荘じゃない。
それに大切なセーターなら、持って帰るはず。
汚れもとれず、サイズだって合ってない。
私も絶対に着ない。
だったら、もう捨てよう。
母には新しいセーターを買ってあげよう。

そう思って捨てました。

そこから、私が母に
精神的に縛られていることに
気が付きました。
もしかしたら、私、アダルトチルドレン?
そんな事は考えた事もなかったので、
それは少なからずショックでした。