花見

子ねずみ妹。
校庭の花の開き具合は、
彼女が一番知っています。

先週から、
校庭の片隅の梅の花が
開き始めたそうです。
鳥が花の根元の蜜を吸うため、
沢山の梅の蕾を落とします。
子ねずみ妹、
毎日のように、落ちた梅の蕾を
ハンカチに包んで
大切に持って帰ります。

それを平たいお皿に水をはって
浮かべておくと・・・
翌日には満開の梅の花が。
かすかな梅の花の匂いが漂い、
家の中で、花見が出来ました。

まだ、外は寒い東京。
でも、春が確実に
近づいています。