これから8週間の試練

昨日から、父の膀胱がん治療が始まりました。
毎週水曜日に入院、
経過がよければ翌木曜日に退院です。
つまり・・その都度、
入退院と、治療に付き合わなくてはなりません。

おまけに父はひどい認知症。
なぜ、病院に行き、
何をして、どうなるのか、
全く覚えていられません。

膀胱に薬を入れて一時間は、
排尿を我慢しなくてはならないのですが、
その間、待合室で待っていても、
なぜ座っているのか覚えていられないので、
常に「遅いな(診察だと思っている)」
「なんだ、この病院は。なぜこんなに待たすっ!」
と、とんちんかんな怒りを爆発させます。

途中で「お体、お代わりないですか?」
と聞いてくださった看護師さんにも
「なんだ、あの女は。なにが、お代わりないですか、だ!」
と悪態をつく始末。
そのたびにエンドレスで、一から説明するねずみには、
もう、修行でしかございません。

膀胱がんだと言えば
「なぜ、僕がガンなんかに・・」
いちいち新鮮に驚いて、落ち込んでおります。

これが8週間も続くのかぁ・・。
なかなかに難しい認知症患者でございます。