六品目

先日の夕食。
「六品目の茶碗蒸し」
という既成ものを食卓に出しました。
急いでいたので、
湯せんして、そのまま
蓋を外さず食卓に出したところ、
「おお、さすが、六品目」
と子ねずみ兄が言いました。

???

続ける子ねずみ兄。
「ご飯、魚、煮物、サラダ、小鉢。
で、これで六品目な訳ね。」
なんだか得意げ。

・・・・。
子ねずみ妹、ねずみ、一瞬黙った後、大笑い。
子ねずみ妹が言いました。
「お兄ちゃん、違うよ。
これ「ろくひんめ」じゃなくて
「ろくひんもく」の茶わん蒸しだよ~。」

子ねずみ兄「あ、そうかっ。
たまたま、ろくひんめ、だっただけね。」

なんだか、のどかな食卓でした。