国立国会図書館2

3冊の本を手にしたねずみ。
本は図書館の外には持ち出せません。
中で見て、記録が欲しい箇所は、書きうつすなり、
コピーをしてもらいます。

このコピーの手続きが、結構大変で。
まず、PCにて、本それぞれにコピーの申請をします。
専用のプリンターから、
コピー申請書なるものが印字されます。
そこに、コピーしたい箇所を書き入れます。
で、コピー専用の申し込みカウンターに行きます。

コピー専用のカウンターにて、
コピーできる箇所かどうか、
チェックが入ります。
著作権の関係で、最大半分まで。
つまり24ページのカタログは12ページまで。
写真集は、写真1枚それぞれに著作権があるので、
写真そのものの半分しかコピーできません。
見開きで1ページなら、半分コピーできますが、
1ページに1枚の写真はコピー不可。

で、こちらも20分くらい待ちます。
PCにて出来上がったことを確認して、
カウンターにて代金を払って受け取ります。

3冊の本を借りて、チェックして、
コピーを申し込んで、受け取り、
そして本を返却し(一旦返却しなければ次が借りられない)
この一連の流れで一時間30分はかかります。

でも、食堂も売店もあり、
待ち時間にはPCにてデジタル図書を見ることも出来ます。
ねずみが見たデジタル図書は
「お仕置き覚書」江戸時代の庶民の軽犯罪の記録
「11分間健康法」カナダ空軍発行
これが、とても面白かったのです。

つづく。