顔真卿(がんしんけい) その①

子ねずみ妹が通学する乗り換えの駅に
大きな宣伝パネルがあります。
そこで、ふと見た国立博物館の
「顔真卿(がんしんけい)展」パネル。

習字の時間に、字の最高峰は王義之、と習った子ねずみ妹、
そこのパネルには「王義之(おうぎし)を超えた顔真卿」とのフレーズ。
「なぬっ!王義之を超えるとな!?」となったそうで。
それまでは「顔真卿」の名前すら、知らなかったのですが。

翌日、もう一度そのパネルで会期を見ようと通ったら、
既にそこは「アベンジャーズ」のパネルに替わっていたそう(笑)
で、帰宅した子ねずみ妹、
顔真卿とはなんぞや、と調べ始めました。

と、台湾や中国の人が
「一生に一度見られるかどうかの書。」
「顔真卿の書が日本に行くなんて信じられない!」
「顔真卿を見るために日本に行く!!」
などのツイッターがたくさんあったのを知り、
「そんなにすごい書なのかぁ・・」と興味が湧いたそう。

で、極めつけは
書道の先生に「顔真卿って見にいったほうがいいですか?」
と聞いてみたところ、
「アナタ、あれは、見にいったほうがいいなんてもんじゃなくて、
『見に行かなければならないもの』よっ!!
今週末、書道部全員で放課後に行くから、
アナタも良かったら、いらっしゃい!」
と言われたそうで。

そこでついに「顔真卿」どんなものやら、
見にいくことになったのであります。
ただし、一人でゆっくりと見たい子ねずみ妹、
平日夜間開館に出かける事となりました。
もちろん、おつきのねずみを従えて(笑)

つづく