子どもの幸せと受験

このところ、胸の痛いニュースや、知り合いのお話に、
ホントに気持ちが暗くなります。

小学校六年生の息子を刺して殺してしまったお父さん。
自分と同じ進学校に進学させたかったとのこと。
そのニュースを見ると、
もう、いたたまれなくて、
これ以上、ニュースを見たくなくなります。

受験。
それは、魔物。
我が家の子ねずみ達にも、
受験があった訳ですが、
親としては、子どもの頑張りだの、
伸びだの、学力だの、子ども自身のことばかりではなく、
他のお子さんの進学先だの、名門校だの、そうでないだの、
ともすると、劣等感に陥ったり、ため息をついたり。
子どもは一生懸命やっていることはわかっていても、
高望みをしたり、こうならいいのに、という気持ちが出てきたり。

自分をしっかり持っていないと、
そして、何を自分が大切にしているのか?を
常に自分に問いかけていないと、
すぐに子ども自身を見失ってしまったり、
自分の価値観を押し付けてしまったり、
子どもの選択を尊重出来ないことになってしまったり、
簡単にそんなことになってしまう。

一般論ではなく、子ねずみ達の幸せを見誤らないように。
本当の幸せを子ねずみ自身が見つけられるように。
私が大切にしたいと思う幸せを間違えないように。
そういうことを忘れないで、生きていけるように。
悲しいニュースに心痛めながら、そう、思うこの頃です。