ハンドメイド

ハンドメイドというジャンル。
実は、とてもわかりにくいジャンルです。

ねずみがドール服を作り始めたのは、
子ねずみ妹が幼児保育でお世話になっていたところの、
バザーの手作り班になったことがきっかけでした。
小さなハギレが供出されていて、
それを使って何か出来ないかな~と思った時に、
昔、母がリカちゃん服を作ってくれたことを思い出して、
作り始めて、はまりました。

だから、コンセプトに着せ替えという感覚が、どうしてもあって、
私の物を「作品」と言われるのにも、なんだか恥ずかしく、
大抵はデザイン画を描くでもなく(時々は描きますが)
気に入った布を材料に、思いつくまま着せ替え服を作っています。
かといって「商品」というのにも、なんだか当てはまらず。
結局「お品物」と称しております。
ただひとつ、気をつけているのは、
オーソドックスと言われようと、
おばちゃん服と言われようと、
他の方のデザインだけは真似ないように、ということです。
ですから、ドール作成本も、余り見ないようにしています。
どうしても「素敵だな」と思うと、似てしまうことがあります。
作曲家が他の人の音楽を聴きすぎると
そのフレーズが入り込んでしまうのと似ています。

特にこの頃は、子ねずみ妹が、
新しいデザインを生み出すのに、
並々ならぬ苦労をしているのを見ると、
他の方の素敵なデザインのドール服も、
きっと同じような苦しみがあっての産物だと思うのです。
だから、なおさらその思いは強いです。

実は、このところ、ハンドメイド業界で、
ある作家さんの作品が大変な炎上で、
訴訟にまで発展しそうな勢いです。
(ドール服業界ではありませんが)
なにが本当で、何が嘘かは、
作家さん本人しか真実はわからないことですが
しかし、たくさんの証拠が提示され、検証がすすめられていて、
作家さんを信用して購入した方は、
とても胸が痛い事だろうと思いますし、心配だろうと思います。

ハンドメイド。
世界に一つと思って購入される方。
素材から作っていると思って購入される方。
その思いもそれぞれで、
どこまで手作りをハンドメイドというのかも、
ハッキリ決められておらず。

考えさせられることが多い、今回の炎上。
お品物を手にとって買って下さる方が、
私の娘であっても、恥じることがないように。
いつも誠実で正直であるように、
あらためて、襟を正される出来事でした。