人がシアワセであること

ある秘書官が性的マイノリティーの方に対して
「隣に住んでいるのも嫌」と発言したという記事を読んで、
心底びっくりしました。

んー。LGBTQの方がどうとか、差別がどうとかいう以前に、
隣人について、そんなことを考えたことがありません。
隣の人とは、都会のマンションらしく挨拶くらいしかしませんが、
騒音を立てたり、嫌な匂いを発したりといった
生活する上で非常識な事は何もないので、
とても快適に暮らしています。
私が隣に住む人が嫌と思うのは、性的マイノリティーかどうかではなく、
一緒に暮らしてる地域にいる者として、
非常識なことがないかどうか、ということ。
それ、一点だけです。
(隣の人がサバが好きだからって嫌な人なんて思わないよ、そのくらいの感じです)

ねずみは、人がシアワセであることに、
性的嗜好がどうかなんてことは、全く関係ないと思っています。
その人がシアワセならいいのではないか。
何をそんなに気にするのだろう、と思います。

同性愛の方には生産性がない、なんて発言した政治家もいましたが、
いいですか、諸君!
人間なんて、後少しで全滅するんです(笑)
地球規模から言えば、星の瞬きくらいの寿命で、
あっという間に人類はいなくなります。

ねずみは子ねずみ達に子孫を残して欲しいと思ったこともなく、
孫が欲しいなんてことを思ったこともありません。
子ねずみ達は子ねずみ達が選んだ相手と、
もしくは、相手がいなくったって、
とにかくシアワセに暮らしてくれれば、それでいい。

同性愛であっても、なくても、
人を愛するということは、素晴らしいことです。
人を大切に想うことは、
他人が大切にすることを、大切にしてあげることにつながります。

だから、性的マイノリティーの方を貶めるなんてことは止めて欲しい。
「隣に住むのも嫌」とか「生産性がない」なんて、
なんて浅ましく、料簡の狭い考えだろうと思います。
人はただの動物とは違う文化を持った存在。
(この話をすると長くなるので、一言で終わらせますが)
政治家も文化とは何かをちゃんと考えたほうがいい、と
珍しく少し腹を立てて、
不愉快に思ったねずみでした。