映画「AT THE BENCH」
元旦に、用事があって行かなければならなかったところで、
たまたま入ったカフェが、小さな映画館併設のカフェでした。
そこで貰ったパンフレットで、この奥山由之監督の
自主制作映画「AT THE BENCH」の作品を知り
「見てみたいな」と思ったのでした。
先日、たまたま時間が空き、
たまには自分に時間を使ってもいいだろうと思い、
出かけてみました。
47席しかない映画館、平日の日中なので、
ほどよい人の埋まり方で、
とてもリラックスして観ることが出来ました。
この小さな作品、
人々の小さな生活を、
ただぽつんとたたずんでいるベンチを中心に、
あたたかく、滑稽に、淡々と、ユニークに描いていて、
心の泉にあたたかい風や、雨を降らせてくれる作品でした。
少しネタバレになりますが、
最後のエピソードで、寿命を超えて長生きしたウサギが
なくなり、その死を悼む会話が出てくるのですが、
「とても寂しいんだけど、寂しいってことは、
それまで幸せだったってことで、
もう寂しいこともそれ自体幸せな事なんだよ。
泣きながら、笑うっていうか。」
「長生きするってすごいことだよね。」
みたいな会話が繰り広げられていて、
あぁ、そうか。
寂しいということは、それまでいてくれたことが幸せだったから、
寂しいんだな。
幸せじゃなければ、寂しくはないんだな、と
しみじみその言葉をかみしめました。
12年前の母の短い闘病の先のお別れは、
なかなか私の中で消化されることはなかったけれど、
その会話を聞いて、何かかすーっと消えていくような。
そんな気がしました。
帰り道の風は冷たかったけれど、
歩いて帰る道はとても穏やかで、暖かく。
人生って、それぞれがそれぞれの人生の主人公。
滑稽で、苦しくて、暖かくて、愛おしい。
ろうそくの灯りのような、そんな小さな灯りが、
たくさん灯っているような、
そんな光景が見えた気がしました。
たまたま入ったカフェが、小さな映画館併設のカフェでした。
そこで貰ったパンフレットで、この奥山由之監督の
自主制作映画「AT THE BENCH」の作品を知り
「見てみたいな」と思ったのでした。
先日、たまたま時間が空き、
たまには自分に時間を使ってもいいだろうと思い、
出かけてみました。
47席しかない映画館、平日の日中なので、
ほどよい人の埋まり方で、
とてもリラックスして観ることが出来ました。
この小さな作品、
人々の小さな生活を、
ただぽつんとたたずんでいるベンチを中心に、
あたたかく、滑稽に、淡々と、ユニークに描いていて、
心の泉にあたたかい風や、雨を降らせてくれる作品でした。
少しネタバレになりますが、
最後のエピソードで、寿命を超えて長生きしたウサギが
なくなり、その死を悼む会話が出てくるのですが、
「とても寂しいんだけど、寂しいってことは、
それまで幸せだったってことで、
もう寂しいこともそれ自体幸せな事なんだよ。
泣きながら、笑うっていうか。」
「長生きするってすごいことだよね。」
みたいな会話が繰り広げられていて、
あぁ、そうか。
寂しいということは、それまでいてくれたことが幸せだったから、
寂しいんだな。
幸せじゃなければ、寂しくはないんだな、と
しみじみその言葉をかみしめました。
12年前の母の短い闘病の先のお別れは、
なかなか私の中で消化されることはなかったけれど、
その会話を聞いて、何かかすーっと消えていくような。
そんな気がしました。
帰り道の風は冷たかったけれど、
歩いて帰る道はとても穏やかで、暖かく。
人生って、それぞれがそれぞれの人生の主人公。
滑稽で、苦しくて、暖かくて、愛おしい。
ろうそくの灯りのような、そんな小さな灯りが、
たくさん灯っているような、
そんな光景が見えた気がしました。